マドリッド家、格闘記4
こんばんは!
昨日に引き続き、上の階からの水漏れの続きです。
明け方また土砂降りの雨でしたが、起きたときには快晴のマドリッド。☀️
主人は出張中で、朝優雅にコーヒーを飲んでいたら、突然、ザザーと凄い音!👀
慌てて寝室へ、走っていくとまたまた上から電球の穴を通して大量の水が流れてきた〜
うそ〜😱😱😱 またバケツとタオルで応急処置。
すぐにオーナーのイザベル様に電話!
いきなり
「ウオーター イズ リーキング アゲイン!!!」
もう朝のご挨拶もなし。😅
イザベル様
「アゲーイン❓⁉️⁉️」
「すぐ行くからまっててね」
そのうち廊下の電気からも水がザザー😱😱😱
もう一人じゃダメだ、
下の階に行って、アパートの管理人の男の子に、(管理人の子は一切英語できず)身振り手振りで説明。
とりあえずスペイン語の辞書で<水>を調べる。
「アグア、アグワ(スペイン語で水)デ アリバ(上から水、水」
当然なんのことかわからなくても、緊張性は伝わって、一緒に家に来てくれた。
応急処置のタオルも水浸しで、 もっとタオルを持ってこようと廊下を走ったら
廊下で、ステーン🤦♀️🤦♀️🤦♀️ 滑って転んだ💦💦💦
管理人の男の子もびっくり、😵
後は自分がやるから座ってなさいと、一人で黙々とバケツの水を捨て、タオルで吹き続ける。
なんて役に立つ子だろう〜
それにしても、いつもは飛んでくるイザベル様遅いなぁと思いながら待っていると、 イザベル様から電話。
なんと彼女、警察にも通報していた!😯😯😯
警官が来るけど、全部説明してあるから、心配しなくていいとのこと。
本当に警察きた👮♀️👮♀️👮♀️
その後、イザベル様到着。
もう疲れ切っている。 同時に上の階の保険屋のお兄ちゃんがにこやかに、なんか言った途端、
イザベル様、大声で怒鳴り出した!🤬🤬🤬
もう興奮しすぎて、震えてる🥺 「Are you ok?」
って聞いたら、薬飲みながら、
「保険屋、何も心配いらないですよ、ぜーんぶ保険でお金出しますから、って言うから、
お金が問題じゃないでしょーーーーーーーー😡😡😡
住んでいる人がどれだけ迷惑していると思ってんのーーーーーー彼女とわたしの時間、心配はどうしてくれるの〜
って言ってやった」 とのこと。 😂😂😂
彼女の必死さ、 私たちの為に、こんなに真剣に闘ってくれているイザベル様の姿を見て、
感動✨✨✨✨✨✨
それまで、家を借りるときの、前のオーナーの卑怯な行動、不動産屋からは騙され、
もースペイン人、軽蔑、大っ嫌いだーーーーーー って思っていた気持ちが全て浄化された感じ。✨✨✨✨✨✨✨✨
その瞬間から、全てのnegativeな事から解放されて、スペイン人の事が好きになり始めたのでした。😍
それから彼女は裁判も考えて、公証役場の役人の調書も書かせて、😳(やる事が徹底してる)
そして、私が転んだので、念のために救急外来の付き添ってくれた。
極め付けに、 こんなに迷惑かけたから、来月の家賃は払わなくていい。って。😮😮😮
私「いえいえ、あなたのせいじゃないから。そして、私も日本の家を人に貸しているけど、おんなじこと起こったら、同じ対応ができるか分からない。尊敬いたします」
と言ったら、
「自分の責任を果たすよう、両親から教育されて育ったから。」と。
彼女のお父様は外交官、戦後日本大使も務めたそう。流石、本当に育ちがいい人ってこうゆう事だよねってつくづく思いました。
「同じ対応できるか分からないに対しては、
出来るわよ、やるのよ」
って。😅
それから、彼女は次々彼女の信頼するスタッフを家に送り続け、約1週間ぐらいで電気系統から壁紙、ペンキ塗りが全て完了!
もう一度言いますが、どんな事でも遅くて、全ての作業がいい加減なスペインでは考えられない事なんです!
そべての作業が終わったら、 お疲れ様会と言う事で、 イザベル様が入っている高級ゴルフクラブでのランチ招待して下さいました。
その後も、2年間、呼んだり呼ばれたり、イザベル様は私のスペインでの生活を豊かなものにして下さいました。
👆彼女の美しい家でのランチ。 なんと家には制服着て帽子まで被った、ダントンアビーに出てくるメイドさんまでいました。😅
怪我の功名。
水漏れは困ったけど、そのおかげで、かけがえの無い体験ができました❤️