静嘉堂文庫美術館
こんにちは!
昨日、家の近くにある、静嘉堂文庫美術館に行ってきました。
世田谷区の閑静な住宅地の一角地にあるこの美術館ですが、この週末を最後に、丸の内に美術品が移され、「旅立ちの美術」のこの展示が最後となります。
12時ごろ着いたら、なんと並んでました。😳
入場制限をしており、14:30から入れる入場券をいただきました。
それまで、時間潰しに近くの民家園に。
江戸後期の典型的な農家だそうです。
それからこれまた住宅地の真ん中にある、Nishiannカフェに。
ここでも並んでました😅 メニューは手打ちそば とキーマカレー、 そして、自家製ケーキとコーヒー、紅茶。
主人は手打ちそば、私はキーマカレーを食べたけど、とっても美味しかったです。😁
今日は時間がなくて、ケーキセットは諦めたけど、またゆっくりと行こう〜って思いました!
さて、静嘉堂美術館に戻って、鑑賞。
今回のテーマは旅立ち〜出会いと別れの物語
旅立つ友への贈り物品や、旅立ちに関する掛け軸、陶器、などの数々の展示。
海外にもこのような展示はあったけど、今回は厳選されたものがコンパクトに展示されていたので、その一つ一つをじっくり鑑賞することができました。
その中から一つ、《曜変天目》というお茶碗をご紹介します。
茶の湯の器は渋くて地味なイメージがありますが、この、曜変天目は、お茶碗の中の模様が星のように輝いて見えることから、かがやくという意味のある曜が使われたそうです。
最初に写真で見たときには、青地に幾つかの丸の塊が浮き出ていて、そのいくつかの塊の周りが薄ら黄色に染まっていて、どうしてこれが貴重な国宝なのか?って思ってしまいましたが、🙄
実際に見てみると、星に例えられているのに納得できました。 陽の光に晒したら、きっと、もっとその輝きが鮮明になるんだろうなぁなんて思いました。
さて、どうしてそんなに貴重なのか、簡単に商品説明いたします。
先ず、曜変天目は、鎌倉時代から室町時代に中国から日本に持ちかえられたもので、南宋時代(1127年)に中国の福建省で焼かれたものです。
どうしてキラキラと光る紋様ができたのか、科学的にわかっていないそうです。
一説によると、
沢山の焼く中で、偶然にできたのではないかと言われています。
完全な形で残っているのは、世界中に三点だけで、その三点とも日本にあるそうです。
静嘉堂美術館でも年に一回ぐらいしか展示されないようです。
写真では分からない魅力のある、曜変天目、是非機会があったら、実際に見てくださいね〜
長年海外にいて、ヨーロッパの素晴らしい美術館巡りをしてきましたが、実は、日本の美術館、あまり、行っていなかった。😅
せっかく日本にいるのだし、(もう当分海外には行けないし😭) もっと日本の美術館を楽しんでみたいと思いました!
今日も皆様が良い日をおくれますように❣️