元商社マン妻駐在物語

合計15年の駐在生活での体験、そして夫定年退職後の第2の人生のチャレンジ、日々の感謝、恵みを発信していきたいと思います。

静嘉堂文庫美術館

こんにちは!

昨日、家の近くにある、静嘉堂文庫美術館に行ってきました。

世田谷区の閑静な住宅地の一角地にあるこの美術館ですが、この週末を最後に、丸の内に美術品が移され、「旅立ちの美術」のこの展示が最後となります。

12時ごろ着いたら、なんと並んでました。😳

入場制限をしており、14:30から入れる入場券をいただきました。

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それまで、時間潰しに近くの民家園に。 f:id:Ammi:20210605174852j:plain

江戸後期の典型的な農家だそうです。

それからこれまた住宅地の真ん中にある、Nishiannカフェに。

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ここでも並んでました😅 メニューは手打ちそば とキーマカレー、 そして、自家製ケーキとコーヒー、紅茶。

主人は手打ちそば、私はキーマカレーを食べたけど、とっても美味しかったです。😁

今日は時間がなくて、ケーキセットは諦めたけど、またゆっくりと行こう〜って思いました!

さて、静嘉堂美術館に戻って、鑑賞。

今回のテーマは旅立ち〜出会いと別れの物語

旅立つ友への贈り物品や、旅立ちに関する掛け軸、陶器、などの数々の展示。

海外にもこのような展示はあったけど、今回は厳選されたものがコンパクトに展示されていたので、その一つ一つをじっくり鑑賞することができました。

その中から一つ、《曜変天目》というお茶碗をご紹介します。

茶の湯の器は渋くて地味なイメージがありますが、この、曜変天目は、お茶碗の中の模様が星のように輝いて見えることから、かがやくという意味のある曜が使われたそうです。

最初に写真で見たときには、青地に幾つかの丸の塊が浮き出ていて、そのいくつかの塊の周りが薄ら黄色に染まっていて、どうしてこれが貴重な国宝なのか?って思ってしまいましたが、🙄

実際に見てみると、星に例えられているのに納得できました。 陽の光に晒したら、きっと、もっとその輝きが鮮明になるんだろうなぁなんて思いました。

さて、どうしてそんなに貴重なのか、簡単に商品説明いたします。

先ず、曜変天目は、鎌倉時代から室町時代に中国から日本に持ちかえられたもので、南宋時代(1127年)に中国の福建省で焼かれたものです。

どうしてキラキラと光る紋様ができたのか、科学的にわかっていないそうです。

一説によると、

沢山の焼く中で、偶然にできたのではないかと言われています。

完全な形で残っているのは、世界中に三点だけで、その三点とも日本にあるそうです。

静嘉堂美術館でも年に一回ぐらいしか展示されないようです。

写真では分からない魅力のある、曜変天目、是非機会があったら、実際に見てくださいね〜

長年海外にいて、ヨーロッパの素晴らしい美術館巡りをしてきましたが、実は、日本の美術館、あまり、行っていなかった。😅

せっかく日本にいるのだし、(もう当分海外には行けないし😭) もっと日本の美術館を楽しんでみたいと思いました!

今日も皆様が良い日をおくれますように❣️