元商社マン妻駐在物語

合計15年の駐在生活での体験、そして夫定年退職後の第2の人生のチャレンジ、日々の感謝、恵みを発信していきたいと思います。

帰国子女、息子の困難を通しての神様の恵み

こんにちは!

皆さんが今日も明るく良い1日を過ごせていますように。😊

人って少なからず、藁にもすがる思いで祈ったけど、祈りが聞かれなかった経験あるんじゃないかと思います。

私もあります。😂 今日はその時のことをシャアさせて下さい。

私がクリスチャンになったばかりの頃、子供のことで悩み続けた時期がありました。

うちは、上の子が幼稚園から小学校6年まで、海外で暮らしていました。 ずっと日本人学校に通っていたので言葉の問題はありませんでしたが、カルチャーショックが子供なりにあったんだと思います。 それでも、帰国後私立の学校に入学するため一所懸命勉強し、希望の学校に入れました。 今考えると私は、子供に寄り添うより 将来のために学歴をつけさせてあげたいと自分の希望を 子供に押し付けてきたのだと思います。😢

中学に入学し、暫くすると、今まで何事にも好奇心の塊だった、キラキラしていた彼が、すべてのやる気をなくし始めました。 夜遅くまで起きていて、朝起きられなくなってきました。 勉強もどんどん落ちこぼれて行きました。

今の私だったら、もう少し冷静に、彼自身が克服しなければいけないことを、 遠くから祈りつつ、静かに見守っていけたかもしれない(本当のところはわかりませんが😅)

その時の私は、まだ、ベビークリスチャンで、神様がどんなに素晴らしい方でとかあまりわかっていませんでした。

そして、私は全てのこと、最悪のことまで想像し、心配し、ますます息子を追い詰めていたのだと思います。

そして彼が元に戻れるように、ありとあらゆる自分ができることをしました。 でもすべて裏目に出てほとんどうまく行きませんでした。 信仰を持っていることだけが救いて、四六時中彼のために祈りました。

「神様そんなに信じているんだったら、神様にもっと委ねてみれば〜」 とクリスチャンじゃないお友達に言われたぐらい😅

そうなんです。四六時中祈っても、決して神様にさえ、手放すことができなかった。委ねることもできず、彼の問題を握りしめていたのでした。 あの時の私の大半の祈りは、

「神様彼を助けてください。(私の思う通りに)
(自分で彼のためとなることをして)神様、このことがうまく行きますように、助けてください。😭😭😭」

私の涙の訴えを神様は、哀れんでくださり、 一瞬希望が見えるんだけど、 その度に、私が調子に乗って、 余計なことして、 また元の木阿弥。 決して根本的な解決がない時間が続きました。

それと同時に、その間に、ありとあらゆる信仰書を読み、聖書の会に参加し、自分が信じている神様のご性質を少しずつ知っていくことができました。 自分が思っている神様と聖書が言っている神様にギャップがあることにも気が付き始めました。

ある日、少しずつ良い兆しが見えてきたのに、また自分が自分の思いで、余計なことを言ってしまい、最悪の状態になってしまったことがありました。

その時、 もう本当に疲れ切って、

「もう疲れました。
もう自分の力で何をやってもダメなことに気が付きました。
神様もう全てをあなたにお委ねします。」

と祈った途端、

安心感に包まれました。✨✨✨✨✨

本当の意味で、全て(一番大切な子供さえも) 神様に手放すことができた瞬間でした。

そして、神様が、この瞬間を喜んでくださっていることを感じました。

神様に任せていたら大丈夫と確信ができました。

それから、息子の状態が急に良くなったわけではありません。 状況は変わらなくても、私が変わりました。

前には何の希望もないと思っていた状況の中に、希望が見出せ、感謝できるようになってきました。 そして、少しずつ少しずつ、良い方向に向かって行きました。

この試練の中 たくさんの聖書の言葉に励まされてきましたが、その当時、いちばん励まされた箇所は ローマ人への手紙5:3-5

艱難が忍耐を生み出し、

忍耐が練られた品性を生み出し、

練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。

この希望は失望に終わることはありません。

なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。

あの時本当に辛かった。 でもあの経験を通して、 計り知れない神様の恵みを受けました。

その時の経験がそのあとの私を支え続けてくれている。

いちばん何が言いたいかと言うと(すみません、前置きがいつも長すぎて)

祈りが聞いてもらえてないと思っている方、 決して諦めないでください。 その間に神様私たち自身を整えてくださっているんだと思うのです。

彼(イエス様)に信頼するものは、失望させられることがない。

ローマ人への手紙9:33

最終的に彼は、 高校にも無事にいけ、 交換留学生としてアメリカに行き、 そこで素晴らしい体験をすることができました。全て神様の恵みです。

すべての方々が神様の恵みを体験できますように!