黒人差別+マージサイト海事博物館@リバプール
こんにちは!
アメリカで白人警察官による黒人殺害から全米に抗議行動が広がっています。 英国でも抗議集会が開かれていますね。
歴史を辿ると 16、17世紀に英国がアフリカから黒人を米国に送り、 その労働力を使って砂糖きび農園や綿花等を栽培していた事、 その砂糖や綿花を欧州に輸入する三角貿易が原因です。
その歴史を克明に提示している博物館があります。
リバプールのマージーサイド海事博物館
(タイタニック号の悲劇の詳細の展示で有名です。)
黒人、砂糖の三角貿易を展示するブースには米国から黒人がたくさん見学に来て、自分達のルーツ、歴史について食い入るように見つめていました。
なかには、涙しながら。
私自身も、この事実の詳細を知り、衝撃を受けました。
私には、同じ信仰を持つ沢山の尊敬する黒人のお友達がいます。
改めて、彼女達の屈辱の歴史を思い胸が一杯になりました。
英国には過去の歴史的な誤ちも含めて民衆にしっかりと公開している博物館、歴史的遺産が多いです。
ある意味歴史にしっかりと向き合ってそこから学ぼうとする姿勢を感じました。
この姿勢、素晴らしいですね。
リバプールにご旅行の際には、是非、マージサイト海事博物館お立ち寄りください