元商社マン妻駐在物語

合計15年の駐在生活での体験、そして夫定年退職後の第2の人生のチャレンジ、日々の感謝、恵みを発信していきたいと思います。

シェークスピア&ほぼ日

こんばんは!

イギリスと言ったらシェークスピア

イギリスではコッツウォルズに住んでいたので、シェークスピアの生家があるストラッドフォードアポンエポンは車で2時間ほどで行けたので、よく出かけていきました。 街全体がシェークスピア一色な感じ。

私は小さい頃から本が好きだったので、少年少女向けに訳された、ベニスの商人やら、リア王とか一通りは読んでいました。

でも、劇作家シェークスピアの作品の台本調の翻訳を読むのはややこしい〜  舞台の説明とか入っていると、なんかあらすじに集中できない。

初めてみた作品「ハムレット」は、 本場の当時の英語(古英語?)で上演される劇を理解するためには仕方がない と予め日本語訳を苦労して読んでいきました。

まずシェークスピア劇場に行ってびっくりしたのは、舞台が意外と小さい。

私はそんなに劇とかに詳しいわけではないけれど、劇団四季や、ロンドンで見たミュージカルを想像していってのだけど、それらの舞台に比べて小さい。そして、観客席と舞台の間がめちゃ狭い。尚且つ、舞台が観客に囲まれている。

そして舞台装置がとっても質素。

でも舞台が始まると、観客が役者が作り出すその世界引きつけられていく〜

もちろん、英語力、もともと持っているカルチャーの違いとかで、言葉の深い〜意味とか、ニュアンスを理解できていないところも沢山あるだろうけど、充分楽しめました!

そしてその後、真夏の夜の夢、ウインザーの陽気な女房たち など続けてみました。😍 スペインへの転勤がなければもっと観れたのに〜😭

今、日本に戻って、私の中ではシェークスピアはイギリスでの過去の思い出となっていましたが、 最近、糸井重里さん主催の「ほぼ日」のオンラインシェークスピア講座が3月中、視聴無料とのことで、見始めました。

一講座120分で、14回あるので、結構なボリューム。様々な分野の講師の先生が語る、様々なシェークスピアの魅力、毎日楽しく視聴しました。

結果、日本語でのシェークスピアの面白さにも興味を持ちました。 今まで苦労して読んでいた、翻訳文も、違った観点で楽しく読めそう! 演出家によって、解釈の仕方が違うので、いろんな、ハムレットだったり、マクベスが楽しめるんだ〜と思ったら、いろんなシェークスピアもっと見たくなってきました❣️

今は、世間はコロナウイルスで、外出して劇を楽しむ雰囲気ではありませんが、そんな時でも、家にいながら、知的好奇心のアンテナをうーーんと伸ばして、晴れて、堂々と、劇場に行ける日に備えてられたら素敵ですよね。

個人的には 第7回のシェークスピア翻訳、第一人者である松岡和子さんの、マクベスの有名な「Tomorrow speech 」の解説がとっても面白かったです。 興味があったら視聴して、「Tomorrow speech」口ずさんでみてください〜

コロナウイルスで苦しんでいる方が早く治りますように。 世界中でこのパンデミックが早く終焉しますようにと祈りつつ。🙏