スペインの長いクリスマス
皆さま、あけましておめでとうございます。
だいぶ間が空いてしまいました。🙇♀️
クリスマス前にギックリ腰になったり 持病の偏頭痛もあったりしましたが その間も、沢山の神様の恵みもありました。 本当にいつも感謝です。
日本の大抵のおうちは、 クリスマス後すぐに、ツリー、クリスマスグッツを片付け、お正月の用意ですよね。 我が家は、クリスマスのお片付けはいつも年明け。
大掛りなツリーを片付けるのが面倒?
それも一つありますが😅
長年住まわせていただいてきたスペインの慣習を尊重してです。😆
スペインではクリスマス行事は、年が明けても続きます。
聖書の中で、イエス様が生まれてから、東方の博士たちの記述があります。
“イエスがヘロデ王の代に、ユダヤのベツレヘムでお生れになったとき、見よ、東からきた博士たちがエルサレムに着いて言った、” “「ユダヤ人の王としてお生れになったかたは、どこにおられますか。わたしたちは東の方でその星を見たので、そのかたを拝みにきました」......
“彼らは王の言うことを聞いて出かけると、見よ、彼らが東方で見た星が、彼らより先に進んで、幼な子のいる所まで行き、その上にとどまった。 彼らはその星を見て、非常な喜びにあふれた。 そして、家にはいって、母マリヤのそばにいる幼な子に会い、ひれ伏して拝み、また、宝の箱をあけて、黄金・乳香・没薬などの贈り物をささげた。” マタイによる福音書 2:9-11 口語訳
この東方の三博士がイエス様に会った日は、イエス様が生まれてから13日目、1月6日と言われています。
1月5日の夜に東方の三博士がやってくるので、この日はスペインの各地でレイジェス(三博士)を乗せた盛大な山車のパレードが行われます。 私はマドリッドのパレードしか見たことがありませんが、ディズニーランドのエレクトリカルパレード並みの華やかさでした。
山車から沢山の飴が投げられ、山車の周りで子供も、大人も一緒になって飴を拾います。
残念ながら今年はコロナの影響で中止となりました。
そして6日の朝、 博士たちが届けてくれたとされるプレゼントを子供たち(大人も?)受け取ります。
そしてロスコン(roscón)と言う大きなドーナツのような、ケーキを食べます。 お砂糖漬けのドライフルーツ等がトッピングされています。 そしてその中に、小さな王様の人形と豆が入っています。 切り分けて王様の人形が入っていると、その人に幸運が訪れると言われています。 豆が入っていると、来年のロスコン代を払うそうです。
長いクリスマスの最後のイベント終わってしまいました。 それそろ我が家もクリスマスツリー片付けます。😅
今年も良い年となりますように。
皆様今年もよろしくお願いします。