元商社マン妻駐在物語

合計15年の駐在生活での体験、そして夫定年退職後の第2の人生のチャレンジ、日々の感謝、恵みを発信していきたいと思います。

スペインの長いクリスマス

皆さま、あけましておめでとうございます。

だいぶ間が空いてしまいました。🙇‍♀️

クリスマス前にギックリ腰になったり 持病の偏頭痛もあったりしましたが その間も、沢山の神様の恵みもありました。 本当にいつも感謝です。

日本の大抵のおうちは、 クリスマス後すぐに、ツリー、クリスマスグッツを片付け、お正月の用意ですよね。 我が家は、クリスマスのお片付けはいつも年明け。

大掛りなツリーを片付けるのが面倒?

それも一つありますが😅

長年住まわせていただいてきたスペインの慣習を尊重してです。😆

スペインではクリスマス行事は、年が明けても続きます。

聖書の中で、イエス様が生まれてから、東方の博士たちの記述があります。

“イエスヘロデ王の代に、ユダヤベツレヘムでお生れになったとき、見よ、東からきた博士たちがエルサレムに着いて言った、” ‭‭ “「ユダヤ人の王としてお生れになったかたは、どこにおられますか。わたしたちは東の方でその星を見たので、そのかたを拝みにきました」......

“彼らは王の言うことを聞いて出かけると、見よ、彼らが東方で見た星が、彼らより先に進んで、幼な子のいる所まで行き、その上にとどまった。 彼らはその星を見て、非常な喜びにあふれた。 そして、家にはいって、母マリヤのそばにいる幼な子に会い、ひれ伏して拝み、また、宝の箱をあけて、黄金・乳香・没薬などの贈り物をささげた。” ‭‭マタイによる福音書‬ ‭2:9-11‬ ‭口語訳‬‬

この東方の三博士がイエス様に会った日は、イエス様が生まれてから13日目、1月6日と言われています。

1月5日の夜に東方の三博士がやってくるので、この日はスペインの各地でレイジェス(三博士)を乗せた盛大な山車のパレードが行われます。 私はマドリッドのパレードしか見たことがありませんが、ディズニーランドのエレクトリカルパレード並みの華やかさでした。

山車から沢山の飴が投げられ、山車の周りで子供も、大人も一緒になって飴を拾います。

残念ながら今年はコロナの影響で中止となりました。

そして6日の朝、 博士たちが届けてくれたとされるプレゼントを子供たち(大人も?)受け取ります。 f:id:Ammi:20210107105040j:plain f:id:Ammi:20210107105036j:plain

そしてロスコン(roscón)と言う大きなドーナツのような、ケーキを食べます。 お砂糖漬けのドライフルーツ等がトッピングされています。 そしてその中に、小さな王様の人形と豆が入っています。 切り分けて王様の人形が入っていると、その人に幸運が訪れると言われています。 豆が入っていると、来年のロスコン代を払うそうです。 f:id:Ammi:20210107090316j:plain f:id:Ammi:20210107090325j:plain

長いクリスマスの最後のイベント終わってしまいました。 それそろ我が家もクリスマスツリー片付けます。😅

今年も良い年となりますように。

皆様今年もよろしくお願いします。