元商社マン妻駐在物語

合計15年の駐在生活での体験、そして夫定年退職後の第2の人生のチャレンジ、日々の感謝、恵みを発信していきたいと思います。

ユダヤ教の成人式、バル・ミツバ

こんばんは!

ちょうど昨年の今日、バル・ミツバというユダヤ教の成人式に参加いたしました。

主人の会社の同僚のスペイン人がユダヤ人の奥様と結婚され、一家がユダヤ教に改宗され、当然息子はユダヤ人として教育されています。

出席者は300名。

子供の友達、一族親族、親の友人、父親の会社関係者等々。

4世代分の家系図

まずはお庭で飲み物と軽食

成人した会社の同僚の子供が親や先生、おじいさんに至るまで育ててくれてありがとうと いうお礼という儀式がありました。

お礼を言いながら一つ一つキャンドルに火をつけていくのですが、最後のキャンドルは、 今まで迫害にあって死んでいったユダヤ人に敬意を示して、火が灯されました。 ユダヤ人と言うだけで、処刑されていた悲しい傷は、逆にユダヤ人をますます結束させ、たくましくさせているような気がしました。

その後は、みんなで踊りまくる。😆

一族、関係者で子供の成人を祝うなんて素敵ですね。

貴重な体験をさせていただきました。 私はクリスチャンなので、ユダヤ人の奥様と信仰の話ができたら、と思っていましたが、ユダヤ教徒から見るクリスチャンは、一般的にちょっと厳しい😅 残念ながら信仰の話は出来なかったけど、 いつかまた会えたら、思い切って信仰の話もしてみたいです。

最後に ユダヤ教の成人式 バル・ミツバ 日本との違いと共通点

ユダヤ教には男子は13歳になると成人式、昔で言う元服式があります。 ユダヤ教の戒律を守る事が出来る年齢が成人だとされる。 これは選挙権等の話ではなく、神の前に戒律を守る、自分の行為の善悪を認識し、 行動に責任を持てる年齢に達したという意味の「成人」です。

シナゴーグユダヤ教の教会)で初めて聖書を朗読する。 ユダヤ教では、毎週読まなければならない箇所が決まっているが、自分が生まれた聖書の 箇所を正式な読み方をラビに個人的に教わり、暗礁する。 会衆の前に一人前の信者として初めて登場する晴れの舞台。

日本でも古来 13歳の元服式が行われていたました。 「十三詣り」といって、13歳になると父母や兄姉に伴われて神社や寺に参詣する習慣が 一般的でした。 鎌倉時代初期の軍記物語「曽我物語」には、 「十三歳の十月半ばに元服して」という記述 があり、奈良時代以前から行われていたようです。

日本には、古代ユダヤ教が入ってきて神道に大きく影響を与えたと言われています。 森有礼によると伊勢神宮にある天皇家の秘宝、八咫鏡の裏面にはヘブライ文字が記載されていたと伝えられており、古代ユダヤ教天皇家、神社に大きな影響を与えたとの事です。

他にも相撲の歴史、 平安京(実はエルサレムと同義)、祇園祭の由来、赤ちゃんのお宮参りはユダヤと日本にしかない習慣、歌の「かごめかごめ」はヘブライ語で意味をなす等ユダヤとの共通項が多いです。(日ユ同祖論)

明治時代の言語学者佐伯好郎氏によると京都の太秦に住んでいた秦氏は、キリスト教ネストリウス派ユダヤ人であったとされています。 秦氏の本拠の八坂神社、伊勢神宮にはユダヤ教キリスト教との共通点が数多く存在します。

親族、関係者で踊るなんて、古き良き日本もそうだったんでしょうね。 日本人とユダヤ人実は深〜い繋がりがあるのかも!